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J.Y.Parkが俳優として初出演。恋と嫉妬は芸に活きる!? ドラマ「ドリームハイ」 #385


いま話題の9人組ガールズグループ「NiziU」。日本各地でのオーディションから東京合宿、韓国合宿の模様を追った「Nizi Project」は一気に見てしまいました。


まだ10代や20歳そこそこで過酷な競争の世界に飛び込んだ参加者の姿に、何度もウルッ。そしてプロデューサーであるJ.Y.Parkの言葉に、わたしも励まされました。

「ここで26位になっても、脱落したとしても、皆さんが特別ではないということではありません。1人1人が特別でなかったら生まれて来なかったはずです」

「見えない精神、心を見えるようにすることが芸術です」

「僕が君たちに期待することは歌とダンスの実力が全部ではありません。それに劣らず持ってほしいものは立派な人柄です」

「“真実”は、隠すものがない人になれという話です。カメラの前でできない言葉や行動は、カメラのない場所でも絶対にしないでください。気をつけようと考えないで、気をつける必要のない立派な人になってください」

「“誠実”は、自分との戦いです。毎日するべきことをすることです。自分自身に鞭を打って、歌の練習、ダンスの練習、語学勉強などをずっとしていたら、それが積み重なって、君たちの夢を叶えてくれます」

「“謙虚”は言葉や行動だけの謙虚ではなく、“心の謙虚”を意味します。自分自身が本当に足りないと思って、隣にいるみんなの短所ではなく長所だけを見て心から感謝すること。それが謙虚です」

「才能がある人が夢を叶えられるわけではありません。自分自身に毎日ムチを打って、自分自身と戦って、毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます」

数々の名言が生まれていますが、日本での「いい人」戦略に対して韓国では、「イメージチェンジを図っているのでは?」なんて声も聞こえているそう。

なぜなら、アーティストとしてのJ.Y.Parkは、かなり奇抜なファッションで活動していたからです。

(画像はWho Isより)

そんなJ.Y.Parkが初出演したドラマが「ドリームハイ」。英語教師だけどデビューを狙っているという役でした。学校の理事長を務めたのはヨンさまことペ・ヨンジュン。でも最初と最後にしか出てきません。笑

☆☆☆☆☆

ドラマ「ドリームハイ」
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☆☆☆☆☆

芸能高校を舞台とした学園ドラマで、Miss Aのペ・スジや2PMのオク・テギョン、IUら、現役アイドルも出演。「Nizi Project」よりもはるかに厳しい鬼コーチにしごかれながらデビューを目指していました。

芸能に特化した学校とはいえ、あくまで「高校生」です。家庭の事情、恋や嫉妬に悩む子どもたちに差し伸べられる支援や、将来を見すえた人間的な指導もあり、脚本がとてもよかったなと思います。

それもそのはず。このドラマはJ.Y.Parkのプロデュースによるものだったんです(ペ・ヨンジュンと共同)。2011年に放送され、シーズン2も作られるほどの人気になりました。

ドラマでも、実際のオーディションでも、にじみ出るJ.Y.Parkの人間教育を重視する姿勢。これは自身がデビュー後に振るわず、ありとあらゆるオーディションに落ちた経験からきているのかもしれません。

「このオーディションは、ある特定の目的に合わせてそこに合う人を探すだけで、皆さんが特別かどうかとは全く関係ありません」

これは過去の自分に向けた言葉なのでしょう。

「Nizi Project」と同じように、ドラマは「変われる人」が思わぬ成長を見せてくれます。最後の舞台に立つのは誰か。演技はつたなかったけど、引き込まれたドラマでした。

「Nizi Project」はHuluなら全部が見られますが、パパッと見るならYouTubeにもあります。


ドラマ情報「ドリームハイ」KBS 全16話(2011年)

監督:イ・ウンボク、キム・ソンユン

脚本:パク・ヘリョン

出演:ペ・スジ、キム・スヒョン、オク・テギョン、IU、ペ・ヨンジュン、パク・ジニョン

コメント

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