ぐうたらでも、めんどくさがりでも、「整理」って可能なのでしょうか?
年末あたりで実施しようと思っている研修テーマに合わせて、「整理術」の本をいろいろ読んでいます。
川喜田二郎さんの『発想法』とか、外山滋比古さんの『思考の整理学』とか、「すげー!!」と思うけれど実践・継続できる気がしない……。
なぜなら、わたしがぐうたらだからです。
自分ができないことを、人に紹介するのもなんなので、忙しくても、めんどくさがりでも、「これならできそう!」と思える方法を探していました。
そして、心引かれたのが、phaさんの『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』です。なんといっても帯の言葉がいい!!
「超めんどくさがりやが編み出した 効率的な学び方 全部のせ!」
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『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』
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小さい頃から、何かをがんばったことがほとんどないというphaさん。「京大卒・日本一の元ニート」というお方です。
京都大学に現役で合格したり、シェアハウスを長年運営したりできたのは、phaさんが「勉強を楽しむやり方を身につけることができた」から。
とことん、「がんばる」不要なんですね。
「知の整理術」4大メソッドとして紹介されているのは、こちら。
1. デジタルよりアナログ:五感を利用しよう
2. 書くと進む:言語化しよう
3. 情報よりメタ情報:余談が大事
4. 制限は力:工夫のしどころ
おもしろいのが、「モチベーションとスケジュールの技術」です。
だるい。めんどくさい。やる気がしない。
よくあるそんな時は、「だるい」「やる気がしない」と言語化することが、問題解決の第一歩なのだそう。そして、自分のダメさを計算してスケジューリングする。
本当に、「がんばる」不要なんですね。
本でも紹介されている「ポモドーロ・テクニック」は、集中が必要な作業の時にわたしもよく使っています。
ポモドーロ・テクニック:25分作業×5分休む×4回繰り返したら15分休む
これだけです。夕方になると疲れて集中力も落ちてくるので、「20分作業×5分休む」にすることも。
休みのタイミングでチャットの連絡に返事をしたり、背中を伸ばしたり。で、作業に戻るのですが。
休みに入るタイミングで気を付けたいのは、「キリのいいところで止めない」ことです。
ついつい、「ここまでやってから……」と思ってしまいますが、再開する時に「途中」からの方が、弾みがついてやりやすいように思います。
知的好奇心は、人間が持っている最高の能力だといえます。考えなくても身体が動くようになるには、楽しむ心が大切。そしてマネするなら、自分と似たタイプの人の行動を参考にした方がいいよという指摘は、大いに納得しました。
ぐうたらでも、めんどくさがりでも、楽しいことはやりたくなるのですよね。
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