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ドキュメンタリー「ボクらを作った映画たち」#818


「あの時は、カメラのこっち側の方がドラマチックだったよねー」

むかーしのこと。俳優の中村敦夫さんにインタビューをした時、とある映画の制作について、ドタバタしすぎて、大変だった……という話の中でこう仰っていました。

映画には大勢の人間が関係するので、ドタバタは織り込み済みなのかもしれないけど、現場にいたらヒヤヒヤです。ハリウッドの大型スタジオだって、それは同じ。

いまでは「名作」といわれる映画だって、“カメラのこっち側”は大変なのですよね。

Netflixで配信されている「ボクらを作った映画たち」は、そんな大ヒット映画の製作秘話をまとめたドキュメンタリーです。現在、シーズン2まで配信されています。

☆☆☆☆☆

ドキュメンタリー「ボクらを作った映画たち」
https://www.netflix.com/title/80990849

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<シーズン1>
「ダーティ・ダンシング」
「ホーム・アローン」
「ゴーストバスターズ」
「ダイ・ハード」
 
<シーズン2>
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「プリティ・ウーマン」
「ジュラシック・パーク」
「フォレスト・ガンプ 一期一会」

どれも1時間足らずにまとまっているので、お気に入りの映画から観るのがおすすめです。わたしは大好きな「プリティ・ウーマン」から観ました。

☆☆☆☆☆

映画「プリティ・ウーマン」

DVD

(画像リンクです)


Amazonプライム配信

(画像リンクです)

☆☆☆☆☆

言わずと知れた、ジュリア・ロバーツの出世作。この映画を観た時、口に手を当てず、グワッハッハと笑えるようになりたいなーと思ったものでした。泡がいっぱいのお風呂とか、マネした人も多いのでは。

実際、この画像のように泡泡泡泡泡にするのは超重労働で、掃除も大変なので、一度で懲りました。


(画像はIMDbより)


「プリティ・ウーマン」には複数の脚本があったといわれていますが、番組では、なぜそんな事態になったのかが詳しく紹介されています。

この頃、まだ売れない俳優だったジュリア・ロバーツは、映画の主役に抜擢されたことを母に知らせたのですが、「どんな役なの?」と聞かれて、返事に困ったのだとか。“娼婦の役”とは言えず、「ディズニー映画よ!」と答えたと、雑誌のインタビューで語っているのを読んだことがあります。

キャスティングはジュリア・ロバーツが先に決まっていて、リチャード・ギアには一度オファーするも断られていたそう。

すったもんだを繰り返し、ジュリア・ロバーツと会ったリチャード・ギア。電話で返事を求められた時のエピソードが、あまりにかわいくて……。

惚れるやろ!!!

撮影がスタートしてみると、脚本家としてテレビのコメディシリーズを手がけていたゲイリー・マーシャル監督は、現場でどんどん脚本に手を入れ、パターン違いのテイクをいくつも撮影。おかげで出演者でさえ、どんな話になるのか分かっていなかったらしいです。

字幕翻訳家の戸田奈津子さんは、著書『スクリーンの向こう側』の中で、「リチャード・ギアが変に口を出さなかったから『プリティ・ウーマン』はいい映画になったのかも」なんて語っていました。


でもですね。

映画の中、一番のキュンキュンシーンは、おまけ用のテイクで撮影したリチャード・ギアのおふざけだったんです。

「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」

そんな言葉を実感する、エキサイティングな“カメラのこっち側”の出来事。

次はどれを観ようかなと思っていたら、街角のクリエイティブが運営する映画サロン「街クリ映画部」で、今日の夜「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の回を観るそうです。



「夢の世界」の裏側を、のぞいてみませんか?


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