「書店で誰でもサンタになれる」プロジェクト「ブックサンタ」に今年も参加しました。
「ブックサンタ」は、「厳しい状況に置かれている子どもたちに本を届ける」プロジェクトです。子どもたちに贈りたい本を選んで購入し、そのままレジで「寄付します」と言うだけ。NPO法人チャリティーサンタからプレゼントとして贈ってもらえるそう。
わたしは本との出会い方は、いっぱいあった方がいいと思います。新聞や雑誌に掲載されているプロの書評で興味を持つこともあるし、SNSで目にする書店員さんからのおすすめで購入することもある。
本屋さんのない町で育ったわたしにとって、「本との出会い方」や「本の買い方」が増えたいまの時代は、夢のようだと感じることも。
今年のプレゼントとして選んだロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』も、たしか小学校の図書館で読んだのだったと思います。
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『チョコレート工場の秘密』
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世界一のチョコレート工場がある町に住んでいるチャーリー。貧しいけれど、家族みんな仲良しです。ある日、ゴールデンチケットを手に入れて、チョコレート工場に招待されたチャーリーとおじいちゃん。工場主のウィリー・ウォンカが作り上げた世界を体験することになりますが……。
2005年にはティム・バートン監督×ジョニー・デップで映画化もされています。
DVD
Amazonプライム配信
(画像リンクです)実はこれとは別に贈りたい絵本があったのですが、店頭になく、版元にもあるかどうか分からないとのこと。じゃあ、どうしよう……と、店内の棚をグルグル回りながら選んだのでした。
これが、ですね。
すごく楽しかったのです!!
自分が贈りたい本を選んでいい。でも、相手がどんな子どもなのかは分からない。そうなると、無難なアレとかコレとか選びたくなっちゃうのですよね。
そんな誘惑を乗り越えて、『チョコレート工場の秘密』 を選んだ理由はただひとつ。
小説を読む
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映画を観る
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ジョニー・デップのファンに
ってなったら、本を受け取った子どもと、いつか語り合えるかもしれない。そんな未来があるとなると、ちょっと楽しくなりますよね。
『チョコレート工場の秘密』 は夢があふれる物語だけど、人はひとりでは生きていけないというブラックチョコレートの苦味も教えてくれる本です。
「ブックサンタ」の最終受付は、12月24日。気になる方は、サイトをチェックしてみてください。ぜひ!
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