冷蔵庫にオリーブオイルが入っていたのを発見したとき。
あなたなら、パートナーになんと言いますか……!?
土曜の夜にこんばんは!
1000日間もブログを書いたんだし、もういいんじゃない……!?
と思っていたんけどね。
一度休んだら、もう二度と立ち上がらない気がしたので、一週間に一度くらい、お気軽なものを書いてみようと思いつきました。
名付けて、「でぶりんの観察日記」です。
「でぶりん」とは、わたしのダンナの名前です。いえ、本当の名前は別にありますが、わたしの友人の間ではずっと「でぶりん」と呼ばれております。
本人もうっすら気に入っているっぽいです。
ちょうど2年ほど前の2020年の3月半ばからリモートワークとなり、お互い家にいる時間が増えました。
これが、とてもありがたい展開になったんだけど……というお話です。
リモートワークが始まったころ、会社の同僚の中でも、子どもさんのいるメンバーや、部屋数の少ない家からオンラインで仕事をしている人は、なかなか大変そうでした。
でも、ありがたいことに、我が家はオトナふたり。
自分のことは自分でやってね!!
と言いつつ、20年間、家事はわたしひとりが担当してきました。料理も後片付けも、掃除も洗濯も、税金の支払いもご近所づきあいも、全部です。
そして、リモートになったタイミングの3月から4月は、わたしが一番忙しい時期。おかげで、でぶりんは、
「この人、朝から夜中までずーーーーーっとパソコンの前に座ってる!?」
と感じたようです。本当はブログを書いたり、Netflixを観たりしているのだけど、でぶりんにその違いは分からないのですよ。フフフ。
その後、でぶりんは早期リタイアをし、ずっと家にいる状態になりました。
で、変わったんですよ。
家事をしてくれるようになったんです!!
これには本当に驚きました。いまだに料理はできないので、でぶりんの担当は、居間やキッチンの掃除と、ご飯の後片付けですが、買出しにも付き合ってくれるようになりました。
ずっと「1000日チャレンジ」中でしたから、できるだけ歩きたい、でも重いものを持って歩くのは大変……と感じることが多かったので、とてもありがたかったです。
ふたりで車でスーパーに行き、わたしはそのままお散歩へ。でぶりんは家に帰って、買い物したものを冷蔵庫や冷凍庫に入れる係に。
冷蔵と冷凍の区別はできないというので、ショッピングバッグも分けて入れ、サラッと説明しておきます。これだけでお任せできるんだから、うれしいったらない。
ある日のこと。
散歩から帰って冷蔵庫を開けてみたら、買ったばかりのオリーブオイルが入っていました。
さて、こんなとき、あなたなら何と言いますか?
このときはいろんな感情がこみあげてきたのですが、ゴクッと飲み込んで「ファクト」を伝えました。
mame「片付けありがとう。調味料は冷蔵庫に入れなくても大丈夫だよ」
でぶりん「ドレッシングは冷蔵庫に入れてるじゃん」
mame「あー、たしかに開封したモノは入れるね」
でぶりん「しょう油とか砂糖は冷蔵庫に入れてないじゃん」
mame「あー、でもオイルは冷蔵庫じゃなくてもいいんだよ」
でぶりん「そんなの分かんないよ!!!」
家事って、そんなに難しいのか……。
上手なお願いの仕方のポイントは、「頭ごなしに言わない」ことでしょうかね。他にアイディアがあれば、ぜひ教えてください。
でぶりんの場合、結婚前までお母さんと暮らし、結婚後もずっとわたしが家事をしていたんだもん。家事について知る機会はなかったと思われます。
ですが、そもそも関心を持っていたか?という点も重要だと思うのです。
梅田悟司さんの『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』は、一般に「家事」と呼ばれている用事をひとつひとつに分け、名前をつけた本です。タイトルの長さにもビックリだけど、細かさにもビックリでした。
ここでは「家事」と呼ばれている仕事の、細かさと量が紹介されているのですが、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さんは、著書の『さよなら、俺たち』で、「お母さんがすべての家事をこなしていることに疑問をもっていなかった」と告白されています。
ひと言で「家事」といっても、内容は多種多様です。まずは関心を持つことで、道が開けるように思います。
家事って、やってみたら楽しいこともたくさんあります。誰がどれを担当するのか。忙しいときは、どう乗り越えるか。お互いの大変さが分かれば、もっと効率化できるかもしれない。なによりサバイバルの知恵がつきます。
家事の分担が広がるといいねーって書いてるうちに、めっちゃ長くなったことに気が付いた。
今日はこの辺で。
コメント
コメントを投稿