「ハングルってパズルみたいだよね」
韓国語を勉強していると言うと、よくそんな風に言われます。
ハングルは朝鮮第4代国王の世宗大王が「人工的に」つくった表音文字で、1443年に公布されました。官僚たちの反対を振り切って制作に邁進する様子は、情熱大陸風にドラマ化されています。
ハン・ソッキュ版世宗大王のドラマ「根の深い木」
そして、ソン・ガンホ版世宗大王の映画「王の願い ハングルの始まり」
音と文字を一致させているので、分かってしまえば意味が分からなくても「読む」ことができる。そこが表音文字のおもしろいところ。
ただ、ローマ字や漢字のように見慣れたものではないため、一から文字を覚えるのは簡単なことではないんですよね。
でも、たった24文字だから!!!
そんな励ましを送りながら、会社でも有志を集めて「韓国語教室」を開催していました。
李泰文さんの『書いて覚えるハングル名言』は、韓国の著名人の言葉や文学作品、詩などから名言を集めた本です。なんと書き取り練習も付いているという、ありがたさ。
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『書いて覚えるハングル名言』
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日本の本屋さんで「詩」のコーナーはちょびっとしかありませんが、韓国の書店は違います。ドドーンとかなりのスペースを占めていて、日常的に詩の言葉を引用する人もいるくらいです。
編著者の李泰文さん自身、詩人としても活動しておられるそう。
滋味に満ちた言葉を味わいながら、パズルのような文字の組み合わせを楽しむ。なんと音声のダウンロードもできます。
もうすぐ長いお休みがやってきます。来年はひとつ、新しいことを始めてみませんか?
韓国語学習はいいぞー。ドラマを観まくる言い訳ができます!
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