30代後半のアラフォーであるにも関わらず、「25歳の就活生」を演じても違和感のないハン・ジミンさん。透明感のある肌と、クルクルした瞳、泣き顔まで美しい俳優です。
ドラマ「オールイン」で主人公ソン・ヘギョの子ども時代を演じ、時代劇ドラマの巨匠イ・ビョンフン監督の「宮廷女官チャングムの誓い」でイ・ヨンエの親友役を、「イ・サン」ではヒロイン役を熱演。一躍トップ俳優に上りつめました。
清純でかわいらしいイメージがありますが、実は酒豪としても有名なのだとか。ドラマ「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」のクランクアップのお祝いに花束を贈られた際、真ん中に焼酎の瓶が刺さっていたくらいです。
料理研究家のペク・ジョンウォンさんが、毎回異なるゲストを招くトーク番組「ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って」に出演した時も、クイクイクイクイクイクイと焼酎を飲んでいました。
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ドキュメンタリー「ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って」
https://www.netflix.com/title/81299230
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毎回のゲスト一覧はこちら。
ゲスト:ラッパーのパク・ジェボムとロコ
エピソード2:人と人をつなぐソジュ
ゲスト:俳優のハン・ジミン
エピソード3:はじめまして伝統酒
ゲスト:俳優のイ・ジュンギ
エピソード4:熟していくこと
ゲスト:テレビプロデューサーのナ・ヨンソク
エピソード5:違いがあるからいいんだ!
ゲスト:バレーボール選手のキム・ヨンギョン
エピソード6:あなただけの色を見せて
ゲスト:俳優のキム・ヒエ
ペク・ジョンウォンさんは、韓国で最も有名な料理研究家であり、自分でレストランを経営する実業家でもあります。韓国では「愛されおじさん」のひとりなのだとか。
冷麺の歴史を探り、各地の冷麺を食べまくる「冷麺賛歌」もおすすめです。
「ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って」は、キム・ヒエさんが好きなので見始めたのですけど、おとなのしっとりした飲みっぷりに見惚れてしまいました。
ハン・ジミンさんがゲストの回は、釜山にあるオープンテラスのお店でカンパイ。貝を焼きながら、ビールと焼酎をミックスしたお酒を作りあっていました。
実は、ハン・ジミンさん自身は、「清純でかわいらしいイメージ」に壁を感じていたことがあるそう。「虐待の証明」という映画に主演した際には、イメージに合わないからとスポンサーが降りてしまう事態にもなったそうです。
でも絶望を体現したような演技が認められ、この映画で第38回韓国映画評論家協会賞で主演女優賞を受賞しています。
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(画像リンクです)☆☆☆☆☆
わたし自身は、お酒を飲まなくなって、15年くらい経ちました。若い頃はそれなりに飲んだけれど、いまは全然飲みたいと思わない。でも、ハン・ジミンさんが語る、
「お酒があれば、人との距離感が変わる」
という意味はよく分かる気がします。コミュニケーションの潤滑油になってくれますよね。“上手に扱えば”だけど。笑
気持ちのいい飲みっぷりを披露しつつ、でも全然乱れないハン・ジミンさん。その秘訣が番組で紹介されています。さすが、韓国。このシーンをカットしないなんて!
ペク・ジョンウォンさんとゲストとの語らいを観ていると、誰かと一緒にワイワイとご飯を食べたいなーという気持ちがわき上がってきました。
緊急事態宣言が解除され、飲食店の時短営業措置も解かれたことだし。2年近くもガマンした食事会をやりたいな。
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