“憤怒調節障害”の男性と“強迫性障害”の女性が、サイアクな形で出会ってしまったら。 起きるのは、破滅か、純愛か。 チョン・ウとオ・ヨンソのラブコメ「このエリアのクレイジーX」は、心に傷を抱えたふたりの勘違いに、クスッとなるドラマです。 現在公開中の映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」で、“愛国心の強い”諜報員を演じたチョン・ウ。ドラマ「応答せよ1994」で一躍有名になりました。 (画像リンクです) でも、このドラマ観てない……。 そこでもう一本の主演ドラマであり、「応答せよ1994」以来のドラマ出演となった「このエリアのクレイジーX」を紹介します。 ☆☆☆☆☆ ドラマ「このエリアのクレイジーX」 Netflix配信 https://www.netflix.com/title/81430301 ☆☆☆☆☆ <あらすじ> 警察官のノ・フィオと、イ・ミンギョンは、家が隣同士で、かかりつけの精神科医も同じ。関りを持たずにいる方がお互いの為なのに、なぜかことあるごとに顔を合わせる羽目になり……。 序盤は笑えるシーンは多いものの、とにかく叫ぶ、怒鳴るの繰り返し。だんだんと過去が明らかになっていく第5話目くらいから、ようやく落ち着いて(?)観られるようになりました。 コミュニケーションアプリといえば、日本では「LINE」がライフラインに近い存在になっていますが、韓国で使われているのは「Kakao Talk」の方。 韓国ドラマでもよく「カトがさ~」なんて形で使われています( カ カオ ト ークの略)。 「Kakao Talk」を運営する「Kakao」は、最近コンテンツ企業を買収しまくっているそうで、ウェブトゥーンと呼ばれるネット漫画や映像制作にも力を入れているそう。 カカオがタパス・メディアを買収…「恋するアプリ」「梨泰院クラス」から『スペース・スウィーパーズ』まで、高まる“ウェブトゥーン”需要|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS 「このエリアのクレイジーX」は、人気配信サイト「KAKAO TV」と「Netflix」が製作したドラマなんです。 1話につき1億円以上が投資されたといわれる「愛の不時着」などに比べると、ちょっと地味な印象はありますが、生きづらさを抱えた人を包み込む、愛にあふれたストーリーでした。 女性の自立やセクハラとの闘いがテーマとなるドラ