プロデューサーとディレクターって何が違うんだろう? 調べてみると、プロデューサーは「制作統括を担当する総責任者」、一方のディレクターは「制作現場の責任者」のようです。 日本ではドラマの制作責任者をディレクター、もしくは演出家と呼んでいますが、韓国では「監督」と呼んでいます。映画と同じ扱いなんですね。 「プロデューサー」というと、肩からセータを掛けている人っていうイメージが強いけど、実際の現場は泥臭く、ヘビーなんだなーと感じさせてくれたのが、コン・ヒョジンとキム・スヒョン主演のラブコメ「プロデューサー」でした。 ☆☆☆☆☆ ドラマ「プロデューサー」 https://amzn.to/3BVKXyA ☆☆☆☆☆ <あらすじ> 大学時代に憧れていた先輩を追いかけて、KBSのバラエティ局に就職したペク・スンチャン。初日から大失敗をして、上司に目を付けられてしまう。が、ある時、その上司の秘密を知ってしまい……。 韓国では2015年に放送されていたんですが、KBSのドラマ局ではなく、バラエティ局が企画したのだそう。「冬のソナタ」で世界中に韓流ブームを起こした監督がユン・ソクホ。その彼が、人気脚本家のパク・ジウンと組んだドラマということで、大いに話題になっていました。 おまけに、“ラブコメ女王”や“視聴率女王”という称号を持つコン・ヒョジンと、MBCのドラマ「太陽を抱く月」などで人気スターとなったキム・スヒョンの主演です。期待はどんどんふくらむばかり……。 ところが第1話の評判が芳しくなく、監督が交代。ラブコメ路線に話を大きく振り、最終的には視聴率20%超えに育てています。 せつない……。 とはいえ、K-POPアイドルや大物俳優がカメオ出演しているし、実在の番組は出てくるし、なんだかお得感あふれるドラマです。 たとえば、少女時代のユニットテティソ(テヨン、ティファニー、ソヒョン)や、BLACKPINKのジス、イ・スンギ。 「ミナリ」 のユン・ヨジョン、 「SEOBOK ソボク」 のパク・ボゴム。 テレビ局が舞台なので、すごい顔ぶれがそろっています。 そんな中で、IUことイ・ジウンは、ポーカーフェイスでワガママ放題の人気歌手シンディを演じています。彼女の面倒をみることになった新人プロデューサーのキム・スヒョンが、大いに振り回されてしまう。 (画像はAmazonより) キム・スヒョン演